概要
・他社からリスティング広告の運用切り替え
・月額課金制サービス
・特定領域の悩み解決、相談サービス(サービス詳細はクライアント要望により非公開)
・元々SEOのみで集客していたが、アップデートでアクセス数が落ちた。それによりリスティング広告を開始したが、想定よりコンバージョンが獲得できていないのが悩み
アカウント診断
アカウント内容を確認し、下記の課題が見つかる。
・Google広告だけで配信しているため、顕在層を取り切っており獲得単価が高騰している
・認知施策ができていない(認知がそこまで進んでいないが、需要は高いサービス)
・顕在層向けのLP構成のため、潜在層のコンバージョン率が低い
・ビッグワードのみ登録されており、ニーズを満たしたキーワードが登録されていない。また、そのキーワードに伴った広告文の設定が行われていない
課題解決
課題1:Google広告のみ配信しているため、顕在層を取り切っており獲得単価が高騰している
施策1:Yahoo広告開始
・これまでリーチできていなかった顕在層へ配信する事で、低単価で獲得。Yahoo広告追加は手数料無料。
課題2:認知施策ができていない(認知がそこまで進んでいないが、需要は高いサービス)
施策2:配信メニューの追加
・動的検索広告(DSA)の配信
サービスの認知が進んでおらず、検索語句が多様化しているため実施。
前任が実施していなかった理由として考えられるのは、ドメイン配下のオウンドメディアのページ数が多く、除外URL登録の作業工数が膨大になるからと予想。コンバージョンから遠いページを丁寧に洗い出して除外する事で無駄なコストが発生せず、配信開始初期から低単価で獲得する事に成功。
・ファインド広告(カスタムオーディエンス)で配信
リマーケティングは元々実施済み
課題3:顕在層向けのLP構成のため、潜在層のコンバージョン率が低い
施策3:潜在層向けLP作成
・顕在層向けのLP構成としては良かったが、潜在層に対しては訴求がきちんと伝わらないため作成
課題4:ビッグワードのみ登録されており、ニーズを満たしたキーワードが網羅されていない
施策4:キーワード網羅、検索意図に応じた広告文設定
・キーワードの洗い出し。検索意図毎にグルーピングしたため広告グループ数がかなり増えたが、検索意図毎に広告文を設定or広告カスタマイザを使用する事で、コンバージョン数が増加
追加施策
元々SEOで集客していたが、度重なるアップデートによる不安定な状況を無くしたいという要望により、
YoutubeやSNS対策を実施。
施策5:Youtubeチャンネル運用
・Youtube内での検索需要は高いが、専門チャンネルが少なく供給不足のジャンルのため開始。
広告収益目的ではなく、自社サービス誘導。
施策6:Twitter運用
・サービス内容がTwitterと相性が高いため開始。
運用2ヶ月目の実績
Google広告
月間コンバージョン数:72件→132件
月間コンバージョン単価:13,889円→7,583円
クライアント目標のコンバージョン単価:12,000円
※運用前の管理画面データは他社アカウントのため掲載不可
Yahoo広告
月間コンバージョン数:35件
月間コンバージョン単価:6,427円