2026.08.02 SEOサービスを終了し「AIグロース部門」を新設しました。

検索順位を上げて人をサイトへ送る支援から、AIに発見・選択され、問い合わせ・購入まで実行できる事業基盤の構築へ

2026年9月1日をもって、検索順位の向上を中心とした従来型SEO支援を終了し、AIエージェント時代の顧客獲得を支援する「AIグロース部門」を新設します。
SEOサービスではこれまで、検索順位の向上により企業のWeb集客および売上拡大を支援してきました。
しかし、生成AIとAIエージェントの急速な進化により、今後は「人が検索し、検索結果からWebサイトを訪れ、サイト内で比較して問い合わせや購入を行う」という従来の顧客獲得導線そのものが変化すると判断しました。
今回の部門再編は、SEO業務がAIによって効率化されることへの対応ではありません。
検索順位を上げて人をWebサイトへ送ることを前提とした支援から、AIが企業の情報や商品を直接比較・選択し、問い合わせ・予約・購入まで実行できる状態をつくる支援へ転換するものです。

背景にある「検索からAIエージェントへ」の構造変化

これまで、商品やサービスを探すユーザーは、検索エンジンでキーワードを入力し、複数のWebサイトを訪問して比較・検討していました。
今後は、ユーザーがAIに目的や条件を伝えると、AIエージェントが企業情報、商品情報、価格、在庫、口コミなどを横断的に確認し、候補の比較から問い合わせ・予約・購入までを代行する利用形態が増えていくと当社は見ています。
2026年7月28日に公開されたModel Context Protocol(MCP)の新仕様では、AIエージェントが外部のデータや機能と接続するための基盤が大幅に更新されました。一般的なWeb・クラウド環境での運用や、長時間にわたる処理、企業における権限管理などが実装しやすくなっています。
これは、AIが情報を回答するだけの存在から、複数のサービスを横断して実際の業務や取引を行う存在へ移行するための重要な基盤整備です。

SEOが消えるのではなく、求められる役割が変わる

当社は、検索エンジンやSEOが直ちになくなるとは考えていません。
Googleも、生成AIを利用した検索において、クロール、インデックス、コンテンツ品質など、従来のSEOの基本が引き続き重要であると説明しています。また、AIエージェントが比較や予約などを代行する利用形態についても案内しています。
一方で、SEO支援の価値の中心は、単純に検索順位を上げ、Webサイトへのアクセス数を増やすことから、次の領域へ移っていくと判断しています。
・AIに正しく情報を理解される
・AIの比較候補として選ばれる
・最新の商品・価格・在庫情報を提供できる
・問い合わせ・予約・購入をAIから実行できる
・AI経由の接触や売上を計測し、改善できる

こうした変化を受け、当社は既存のSEO部門を維持したまま新しいサービスを追加するのではなく、経営資源を新領域へ集中させることを決定しました。

「AIグロース部門」の支援内容

新部門では、企業がAIエージェントから発見・理解・選択され、そのまま問い合わせや購入まで実行される状態をつくるため、以下の支援を提供します。

1.AIエージェント対応状況の診断
Webサイト、企業情報、商品データ、FAQ、予約・購入機能などを調査し、AIが情報を取得・理解・利用できる状態になっているかを診断します。
単に生成AI上で社名や商品名が表示されるかを確認するのではなく、情報の正確性、取得経路、更新性、実行可能な機能まで含めて評価します。

2.AIに理解・選択される情報基盤の設計
企業情報、商品情報、価格、仕様、利用条件、導入実績、FAQ、第三者評価などを整理し、AIが正確に理解しやすい情報構造を設計します。
人間向けの読みやすさだけではなく、AIが複数の情報源を照合し、企業や商品の特徴を判断できる状態を目指します。

3.AIから実行できる問い合わせ・予約・購入導線の構築
AIエージェントが情報を参照するだけではなく、問い合わせ、見積もり、予約、購入などの処理まで実行できるよう、Webサイト、各種API、商品データ、MCPなどの接続方法を設計します。
事業内容や既存システムを調査したうえで、実装可能性の診断、小規模な実証実験、段階的な導入を行います。

4.AI経由の成果計測と改善
AIエージェントからの情報取得、問い合わせ、予約、購入などを可能な範囲で計測し、企業情報や商品データ、導線、接続機能を継続的に改善します。
従来の検索順位やアクセス数だけではなく、AIによる参照、選択、実行を新たな評価対象として扱います。

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