概要
・他社から運用切り替え
・コンバージョン単価が高騰しているので下げたい
・コンバージョンポイントは問い合わせフォーム、電話、LINE
アカウント診断
アカウント内容を確認し、下記の課題が見つかる。
■Google広告
アカウント内容を確認し、下記の課題が見つかる。
・交通事故の治療院を探しているユーザーが対象だが、弁護士事務所と競合しておりコンバージョン単価が高騰している。
・品質スコアが全体的に低い(上位5つのキーワードの品質スコアが平均3)
・治療院向けのLP構成になっていない。部位問わず全て同じLPに飛ばしている。
・広告文の構成や、ABテストが最適じゃない
課題解決
課題1:交通事故の治療院を探しているユーザーが対象だが、弁護士事務所と競合しており単価が高騰している。
施策1:キーワード、広告文の変更
除外キーワード設定は既に設定済みだが、交通事故関連のキーワードが弁護士事務所と競合しているため、
コンバージョンから遠いユーザーからクリックされないようにきちんと広告文で訴求する。
課題2:品質スコアが全体的に低い(上位10個のキーワードの品質スコアが平均4)
施策2:広告文変更、LP改修
キーワードの品質スコアを上げる=広告ランクが高くなる、ではないという前提として下記を実施し品質スコア平均4→8へ上昇。
・検索意図をくみ取った広告文に変更
・Googleのサイト評価指標を元にLP改修
課題3:治療院向けのLP構成になっていない。部位問わず全て同じLPに飛ばしている。
施策3:LP改修
ファーストビューでの離脱率が高いのと、ユーザーの不安や疑問に対する解決力が弱いため、それらを改善。
腰、膝、首など各部位毎に専用のLPを作成。
課題4:広告文の構成や、ABテストが最適じゃない
施策4:広告文変更
施策2と重複するが、訴求内容がユーザーの検索意図とずれているのと、具体的根拠を用いた構成に変更。
追加施策
施策5:Yahoo!にも出稿
商圏が狭いという事もあり、月間で獲得できるユーザー数は1媒体では限られており、顕在層を獲得しきって一定ラインを超えるとコンバージョン単価が高騰するので、Yahooでもリスティング広告を開始。(運用手数料は無料)
施策6:MEO対策
マイビジネスはすでに登録済みだったが、順位が低く集客にあまり繋がっていなかったので、MEO対策を実施。
施策7:Youtubeチャンネル運用
商圏が狭いのでYoutubeからの集客は短期間では厳しいため、見込みユーザーを最終コンバージョンへ繋げるために活用。
これにより問い合わせ(予約連絡除く)後の来店率が1.4倍上昇。
運用前と運用2ヶ月後の比較
月間コンバージョン数:46件→105件
■Google広告
※効果改善により広告費を増額したため、それに伴い件数が増えている影響もあります
月間コンバージョン単価
各部位:2,491円→965円
交通事故:34,219円→13,150円
※クライアント目標コンバージョン単価
各部位:2,000円
交通事故:25,000円
※運用前の管理画面データは他社アカウントのため掲載不可