資格取得スクール

概要

  • 資格取得講座の販売
  • 資料請求数やオンライン説明会の申し込み数を増やしたい、獲得単価を下げたいという悩みがある
  • 自社でGoogle広告を運用中
  • 検索エンジンのコアアルゴリズムアップデートにより、SEO経由のアクセスが激減した

アカウント診断

​アカウント内容を確認し、下記の課題が見つかる。

Google広告

  • キャンペーンが無駄に多く分けられている。検索意図の異なるキーワードが同一の広告グループに登録されている。
  • 部分一致キーワードが多く登録されていてコンバージョンから遠いキーワードで予算消化がされている。
  • 除外キーワードは頻繁に設定しているが、部分一致のため広がりすぎており、除外設定が追いついていない。
  • 効果の良いキーワード、悪いキーワードに設定している入札単価のルールが曖昧。過半数のキーワードは広告グループ単位で一律で設定されている。
  • 広告文のABテストをやり切れていない。過去に追加した広告文が1年近く配信されっぱなしになっている。
  • リマーケティングで使用しているバナーも初期に設定したバナーのまま使いっぱなし。
  • リマーケティングはリマーケティングリストを紐づけただけの状態で配信。
  • LPが作りっぱなしの状態で、改善が行われていない。

SEO

  • 対象サイトが事業会社のドメイン配下外にあるオウンドメディアだったため、近年のアルゴリズム背景(ドメイン配下外は評価されにくい、定期的なアップデートによる変動リスク)や、競合の強さにより費用対効果が合わないリスクがある旨を説明し、SEO対策の実施なしと決定。

 

課題解決

課題1:キャンペーンが無駄に多く分けられている。検索意図の異なるキーワードが同一の広告グループに登録されている。​

施策1:アカウント構造変更
・​資格の種類毎に分けられていたキャンペーンを1つに統合(効果安定後、自動入札を適用したいため)
・​ユーザーの検索意図毎にキーワードをグルーピングし、検索意図にマッチした広告文が表示されるように設定


課題2:部分一致キーワードが多く登録されていてコンバージョンから遠いキーワードで予算消化がされている。
除外キーワードは頻繁に設定しているが、部分一致のため広がりすぎており、除外設定が追いついていない。

施策2:絞り込み部分一致化、ビッグワードの変更
・検索語句を確認すると、一部の部分一致キーワードが広がりすぎていたため、絞り込み部分一致化

・一部ビッグワードの部分一致に対し、過去の検索クエリで獲得したクエリを掛け合わせて拡張


課題3:効果の良いキーワード、悪いキーワードに設定している入札単価のルールが曖昧。過半数のキーワードは広告グループ単位で一律で設定されている。

施策3:適切な入札単価を設定
・目標とするコンバージョン単価に対し、キーワード単体のコンバージョン率を元に入札単価を設定。

​広告グループ単位で一律で設定されいたキーワードも、キーワード毎の獲得効率に応じた入札単価を設定。


課題4:広告文のABテストをやり切れていない。過去に追加した広告文が1年近く配信されっぱなしになっている。

​リマーケティングで使用しているバナーも初期に設定したバナーのまま使いっぱなし。

施策4:ルールに基づいた広告文のABテスト
・1つの広告グループに対し5種類の拡張テキスト広告が設定されている状態により、クリック数が分散し検証に必要なデータが溜まるのに時間がかかっているため、2種類を設定。レスポンシブ検索広告は設定されっぱなしの状態だったため、スコアを元に一部タイトルや説明文を変更。

・元々設定されていた拡張テキスト広告が、ABテストを前提としたタイトル・説明文構成ではないため、どの訴求がユーザーに刺さっているのかが不明な状態。一部のタイトル・説明文を統一した広告文を設定することで、どの訴求で効果が出ているのかが確認できる状態にし、その訴求を軸に広告文をブラッシュアップしていける体制を構築。

・リマーケティングで使用していたバナーは、背景素材を変えたパターン、バナー内の訴求文、テキストの訴求を変えたパターン複数設定し、ABテストを実施。


課題5:リマーケティングはリマーケティングリストを紐づけただけの状態で配信。

施策5:リマーケティング範囲を調整
​・一律で来訪30日以内のユーザーに配信されていたため、来訪期間毎にリストを切り分け、来訪期間毎の獲得効率を元に入札を調整

​・LPの滞在時間が短いユーザーを除外


課題6:LPが作りっぱなしの状態で、改善が行われていない。

施策6:LP改修
​・分析ツールを元に訴求を変えた2種類のLPを作成、外部ツールを使用してABテストを繰り返し実行

​・フォームでの離脱率が高かったため、フォーム改善


追加施策
施策7:SNSアカウント運用
​課題:資料請求やオンライン説明会後、最終コンバージョン(講座申込み)率を上げたい。

上記、課題解決に向けた戦略で運用。

SNSユーザーと広告ユーザーの厳密なトラッキングはできないが、最終コンバージョン率が10%向上。

​SNS経由の申し込みも月15件ほど発生。


施策8:ファインド広告のブロード配信
すでにリマーケティングでは配信していたが、ブロードでの配信も実施。

​運用前と運用4ヶ月後の比較

月間コンバージョン数:32件→200件
※効果改善により広告費を増額したため、それに伴い件数も増えています。

月間コンバージョン単価:18,432円→5,908円
※クライアント目標コンバージョン単価:15,000円

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